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片平の蝶
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作詞 悠 雲 黒 秋 |
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片平の蝶 不器用に飛び回り……
暗い闇は 蒼く染まってゆく
不器用な 手繰りで貴方は人形を作り上げた
カタカタと揺れるその、手足に
自分も不器用だと 知る……
片平の蝶 不器用に飛び回り
光の彼方へと 闇を誘い込む
瞳の奥は 蒼くて
黒いドレスを着てたの
黒い薔薇を摘んでた
その瞳に 貴方は何を思っていたの?
明るい瞳に その蝶は見えない
器用な 貴方にその人形も作れない
サラサラと揺れるその、髪の毛
自分は幸せだと 知る
片平の蝶 不器用に飛び回り
闇の彼方へと また闇を誘い込む
瞳の奥は 紅くて
綺麗なドレスを着てたの
白い薔薇を摘んでた
その瞳に 貴方は酷く苦しめられたの
暗い森の彼方から光が来る事もない
貴方が作った人形は
不器用のまま 薔薇を摘んだ
孤独の瞳に 貴方は現れない
貴方のその瞳に 人形(私)も映る事も出来ない
ひとりきりで摘んでたの
この暗い薔薇の花?
そうよ これは貴方への想いと全て…
片平の蝶 不器用に飛び回り
貴方は綺麗なドレスを着た人形と出会った
瞳の奥は 白くて
貴方を想い続ける
そして黒い薔薇を
いつでも 摘み続ける
その瞳に映るもの…
不器用に飛び回る 片平の蝶…
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