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偽善者
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作詞 暮林琴里 |
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云いたい事は沢山有るのに
其れ自体が罪な気がしてならないのだ
話を聞いたあたしは躊躇うことだけ
この眼で確かに視たのだ
如何し様も無いとだけ決め付けた現実を
何故常に尋ね続ける事を
何時からかひとは止めてしまったのか
青い空が染まってゆく事を
誰よりも恐れていた筈で
見つめるだけのあたしも
此の気持ち無くしたくない
想っている事は数え切れないけど
全てを踏み潰して行く先頭集団
知ってしまったあたしは無視を繰り返し
この眼で確かに視たのだ
其れらは全て変え様が無い、詰まり真実
何故伝えると言う事が
何時の間に犠牲になる事と=で結ばれたのか
隣にある筈の『安全』を失うこと
誰より恐れていた事に気付き
見つめているだけのあたしも
此の気持ち無くしたくない
嗚呼 無くしたくないんだよ
冷めた此の孤独部屋に
如何か今温もりを、
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