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幻の話
作詞 神谷地まなみ
よく晴れた日に 海水に足まで浸かりながら
見たことも無い 陽炎の話をしましょう
子供の頃 夏の長い休みに 
縁側で見た幻の話よ

誰かに手を引かれて 人混みに紛れて
知らない町の 知らない風景を見たの
誰が誰で あなたが他人で
聞こえてくる声が 私を呼ぶことはない

ゆらり、と 遠くの方に見える顔が
笑ってるのか 泣いてるのか
よくは見えないけど
するり、と 離れた手に吹いた
風がとても 冷たかった


縁側にばら撒いた ガラス球が作る
光の飛沫が あちこちに飛んでいる
玄関のチャイムにも 反応さえせずに
逆さまに映る 景色を凝視した

足音が遠ざかる 腕を伸ばそうとする
掴めない 届かない 泣きたくなる
口をついて出るはずの 哀願の台詞が
なぜが息ばかりで 声にならない

目を醒ましたら いつもの風景で
聞こえてくるのは 風鈴の音だけ
泣いていたのか 頬には薄い跡
失うのが怖いのだと 胸の内が露出した


そんな夢を見ていたの 忘れてくれて構わない
ねぇ、手を繋ぎましょう?

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 幻の話
公開日 2009/08/27
ジャンル その他
カテゴリ 恋愛
コメント 白昼夢の話です、多分。
神谷地まなみさんの情報













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