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逃避行
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作詞 グリン |
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貴方の発する文字が
微かな振動に成る
其の音を聞く為に
私は低空飛行
バランスを取って
曖昧な線路の上を
飛んでいるのです
麻酔に掛けられた羽が
痺れ堕ちる間
何処まで行けるのだろうか
此の愛がもしも
闇に繋がっていたとしても
私 悔やまない
だって貴方が 今 笑ってる
幸せと呼べる
ただ 其れだけで 十分でしょう
私と貴方はもう
逃避行の共犯者
互いに麻痺を与え
楽園へ向かうのです
心に生まれた
お揃いの小さな腫瘍
愛の証明です
戻れないことを裏付け
果てへ導かれる
貴方とならば 何処へでも
痛みさえも甘い程
二人は愛に侵された
此の愛がもしも
継ぎ接ぎだらけだったとしても
私 恥じらわない
だって二人が 今 笑ってる
幸せと呼べる
其れだけでもう 十分でしょう
此の愛がもしも
鉄柵を越えてしまっても
私 頷ける
だって二人は 今 幸せ
笑い合っている
ただ 其れだけで 十分でしょう
治す術はない
さあ 連れて行って
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