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みつばちの毒
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作詞 グリン |
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はちが針を残して
死んでしまうように
私に愛残して
あなたは消えてしまった
残されたこの体
死ぬこともできずに
ただ痛みと戦う
あなたという薬はない
痛むたび
思い出す
あの日々を 香りを あなたを
連れてって
欲しかった
たとえこの世界を捨てても
それで 良かったのに
真っ赤に腫れ上がった
二つの瞼には
あなたの愛の毒が
廻って効いてきているの
涙を流すことで
毒を抜けるのならば
とっくに楽なはず
どんなに泣いても 消えない
痛みが
消えるとき
あなたも消えてしまうならば
このままで
いいから
せめて記憶だけは消えずに
あなたを 刻み付けて
痛むたび
思い出す
あの日々を 香りを あなたを
でもそれは
あなたが
残してくれた愛の証
二人の 愛の証
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