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あなたが消えてしまった夜
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作詞 グリン |
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あなたが
消えてしまった夜
わたしは
ひたすらわたしでいた
気づかれないように
気を使われないように
なんて自分で自分に
笑顔の理由をつけて
だって だって だって
泣いてしまったなら
あなたまで一緒に
流れてしまいそうで
流してしまいそうで
朝が来るのが怖かった
あなたが
消えてしまった夜
まだ部屋に
タバコの香りがしてた
部屋中の窓開けて
空気を入れ替えたの
沁みついてしまわぬよう
シーツも洗ってみたの
だって だって だって
まるで余韻のような
消え方じゃ嫌だった
悲しくなってしまう
苦しくなってしまう
夜が逝くのが怖かった
ねぇ もしも
消費期限切れの
幸せを齧ったら
あなたの居る夜で
腐ることができた?
でも あの日
あなたがすっかり
消えてしまった夜
わたしはひたすら
わたしでいただけだった
わたしでいただけだった
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