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同窓会
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作詞 beak |
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そういえばそんな顔して君は笑ったね
忘れてたわけじゃないけど 思い出したよ
僕はその笑顔が見たくて 一生懸命だったんだ
香る百日紅 君は走っていた
僕は通り過ぎるその横顔が好きだった
何も変わらない そんなわけがない
あのとき抱いた気持ちはまだ胸の奥に
行き場を探りながら
大人しそうな顔してお酒強いんだ
すっと引いた口紅が 少し色っぽい
この三年の間に君は 大人になってしまったんだな
香る百日紅 君は走っていた
僕はその横顔を見ていることしかできなかった
何も変わらない 変わるはずもない
グラスを離れた右手はまだ胸の前に
行き場を探りながら
その笑顔で彼の自慢話なんて
薬指に光るリングを隠してしまいたい
香る百日紅 君は走っていた
あのときの横顔はきっと僕しか知らないだろう
香る百日紅 君は走っていた
僕は通り過ぎるその横顔が好きだった
何も変わらない ずっとこれからも
伝えられなかった言葉はまだ胸の隅に
行き場をなくしても
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