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灰の奇跡
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| 作詞 寿 |
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月明かりが世界を鮮やかに染め替えた頃
包む光
優しい愛は眠り戻らぬと 泣く純白の華
知らぬ悪意の中閉ざす心汚れず
何時か抜け出せると 灰色の器
夢と現の歪みは果て無く蝕み行く
傷付き壊れた優しさの化身は
涙月に照らされ
月明かりが世界を艶やかに染め替えた頃
包む光
空の使いに抱かれ護られて 純白が灰を消す
嘘の馬車に揺られ着いた真実の城
悪夢払い除けて 甘美な踊りを
黄金の鐘の音 解け出す幻 消え行く華
月下の下で 最初で最後の真意告げず
さよなら
甘い現も奈落の闇の中影差し全て
飲み込まれる
灰色の花満月に見取られ 思い残す
ガラスの記憶一輪の華へと光導き
集い逢わせる
夢見た晴れ間幸せですと 愛に笑顔向け
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