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足取り
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作詞 鮫 |
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校庭の隅のほうに何かが落ちて
拾ってみてみればなんのこともない
君の悲しみの欠片だった
ひび割れて逆様に映る世界に
溜め息が漏れて
今とてつもなく君に会いたい
頼んでもないのに押し付けられて
背中の重みは増していった
断ることを教えてもらっていなくて
吐くまで重ねて 右手は折れて
どういうことだ答えてみろよ
真実の隅のほうに何かが落ちて
そこから不条理が湧き出していって
誰にも止めることはできない
日々割れて逆様に映る視界に
泣き言が漏れて
今とてつもなく君に会いたい
頼んでもないのに圧し掛かられて
肩の積荷は増していった
哀しむことをまだ知らなかった頃に
死ぬまできっと 苦しみばかり
どういうことだ答えてみろよ
笑ってなんて どの口が言うの
まるでバカの一つ覚えのよう
くだらない
ひび割れた視界で壊れた世界で
何もかも覚束ない
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