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背中にブルー
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作詞 鮫 |
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力強く駆けていく背中を
もう何度見てきただろう?
遠くで笑うあいつの背中を眺めながら
胸の痛みには気付かないふりをした
認めたくなくて
認めてしまったら
今までギリギリのところで塞き止めてきた
言葉を叫び散らしてしまいそうで
顔面を殴りつけて
しまいそうで
何で?とか
嘘だろ?とか
そんな言葉は絶対言いたくなかった
それは多分
私の勝手な意地で
その言葉を言ってしまえば
情けなくすがりついているように見える
気がしたから
突き抜けるブルーに
あいつの背中はよく似合っていた
空はどこまでも高くて
あいつが走り出したら
そのまま飛んでいけるような
そんな 幻を見てしまいそうな
いつも
あいつの駆け抜ける姿を見ては
見えていた
あいつの背中に
凄くキレイなブルー
あいつはあの翼で どこまで飛ぶつもりだろう
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