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僕が愛した、
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作詞 鮫 |
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ひとつの時代に終わりがやってきた
そうしてこうして 午前四時が過ぎる
ひとつの時代の始まりがやってくる
無知だった頃を思い出せないみたいに
僕が愛した君のギターの音色さえ 朝に白く行ってしまうんだ
君のことを考える時間が
少しずつ 少しずつ 少なくなっていって
こうして電話をすることも こうして声を聞くことも
ずっと少なくなっていって
昨日も会ってた 明日も遊ぶ
そんなふうに今日をさよならして いくつかの夜のように
新しく始まって ゆるやかに終わっていく
ひとつの時代に終わりがやってきた
そうしてこうして 現実は色を持ち出す
ひとつの時代の始まりがやってくる
無垢だった頃を思い出せないみたいに
僕が愛する君の頬の白ささえ 朝に柔く 消えていく
いってしまうんだ
僕が愛した君のギターの音色さえ
僕が愛したその横顔の温度さえ
僕が愛した君の歯並びもチークも匂いも
朝に白く 消えていく いってしまうんだろう
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