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瞳孔
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作詞 鮫 |
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君とあの子の話をするたび
未来の話をするたび 昨日の話をするたび
君のなかみが透けて見えるように
わたしのなかみも透けている
「本日」のことをやり遂げて眠るあの子たちは
毎日なにを見て聴いて考えて
どうしたってそうして丁寧に生活できるの
わたしは何をするにしたって「わたしは」と
自己を主張して話す病気を患ってる
わたしのなかみも透けている
透けて見るほど 覗き込むほど
見る価値もないわたしのなかみ
君と昨日の話をするたび
わたしは君の視線の先に言葉のほころびに
きっと何かが 何かがあると思ってしまう
信仰のようなもの わたしの願望
君のなかみなんて見たこともない
わたしは何をするにしたって「わたしは」と
自己を顕示して話す病気を患ってる
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