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やいば
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作詞 鮫 |
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たとえば切先のようだった視線とか
いつだって指先と心がちぐはぐな所
自分のちぐはぐさを上手に愛せなかった所を
全て許して 全て包んで 君のぶんまで僕が愛そう
そう言いたかった
100万回だって囁いた 朝も夜も昼もいつも
心臓だってくれてやった それは祈りにも似ていた
愛されることを恐れていること たくさん実った劣等感の種
美しいものを美しいと言う唇 その全てを
僕だけに許してほしかったんだ
たとえば切先のようだった視線とか
いつだって指先と心がちぐはぐな所
自分の美しさを決して認めようとはしない所を
全て愛して 大切にして 君の為なら何だってする
そう言いたかった
100万回だって投げつけた 彼は嫌悪を君に憎悪を
「息の根だって止めてやりたい」 愛の告白にも似ていた
君が彼に恋をしたこと 切先の視線が甘く毀れて
彼も君を愛しているということ その全てに
僕だけが気づいてしまっていたんだ
たとえば切先のようだった視線とか
いつだって彼に向かう真っ直ぐな心
自分に絶望して簡単に傷つけてしまう所を
全て包んで 大丈夫だと 君のぶんまで僕が守ろう
そう言いたかった
たとえば切先のようだった視線とか
いつだって指先と心がちぐはぐな所
自分のちぐはぐさを上手に愛せなかった所に
僕は惹かれて 愛してやりたい 心から強くそう思った
君が彼に恋をしたこと 切っ先の視線が甘く刃毀れ
美しいものを美しいと言う唇 その全てが
僕が愛した銀色のやいば
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