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決別の時
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作詞 鮫 |
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爆発してしまいそうな脳髄
背骨から肩甲骨へ、憎悪が這う
既視感にも似た情景 ハイハットの音
耳鳴りがしている
やるせなくなった夜明け
気怠い日々におちた朝日に赤光
君たちの笑顔と声 押しつぶされそうな両手
どうして
穿き違えた許容と覚えない罪と
妥協と我慢 そして失望
かつて輝いていたあの場所 日溜りと
窓から漏れる西日に目を灼いた
ギターが歪む 私の心も
焼け落ちてしまいそうな鼓膜
爪先から左心房へ 嫌悪が巣食う
猜疑心による確信 ドラムロール
耳鳴りはやまない
目を逸らす朝の踊り場
泣きたいくらい睦まじい背中に眩暈
君たちの笑顔と声 押しつぶされていた喉元
どうして
擦れ違った思いと覚えある罰と
激怒と欺瞞 そして絶望
かつて愛しかったあの空気 ぬくもりと
窓から漏れる光に満ち足りた
ギターが歪む 私の視界も
そうして一人として ここに留まらない
そうして私だって 早く逃げ出したい
いつからどうして何だって
後悔ばかりが頭を巡ってまるで
私だけが愛していたみたいに
爆発してしまいそうな脳髄
背骨から肩甲骨へ、憎悪が這う
既視感にも似た情景 ハイハットの音
耳鳴りがしている
ギターが歪む 私の瞼はもう開かない
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