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鮮明であること
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作詞 鮫 |
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突き刺さる青の 目に見えた終わりの
鮮やかな絶望
願わくば君のもとへ
加速して加速して 二度と無いだろう
逃げ出せ もう行け 振り返るな
仕方がない 如何にも成らない
紅蓮の中へ 世界の先へ
寒気がするほど明らかに
羽音が聞こえる
飛び立って その先へ終末へ
僅かに舌足らずな悪ふざけ
突き刺さる青に 目に見えた終わり
目の覚める痛み ささやかな祈り
それら凡て 鮮明であること
図らずもこの翼が
加速して加速して 三度目(ミドメ)の正直
「逃げたい もういい たくさんだよ」
仕様のない 繋げておけない
世界を統べて そのまた先へ
寒気がするほど明らかな
羽音が堕ち行く
叫んだって この先も耳障り
僅かに薫る君の残り香を
突き刺した剣に 終わらせた愛を
片翼の天使 繰り返す悲劇
それら凡て
飛び立って その先へ終末へ
僅かに舌足らずな悪ふざけ
突き刺さる青に 目に見えた終わり
目の覚める痛み 夜(ヨ)に落ちる群青
それら凡て 鮮明であること
唯それらだけが 鮮明であること
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