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暁
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作詞 鮫 |
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夕暮れの窓を切り取る
真四角の赤に染まった
君の横顔が泣きそうで
底知れぬ思い 型取った
スカートの紺から伸びる
真白いの脚の行方を
黒いソックスが隠した
冬空の風にたなびく
漆黒の髪の行方を
おさげに束ねた君の横顔が
教室の窓を切り取る
真四角の青に染まった
君の眼鏡の奥の瞳に
底知れぬ欲を孕まして
手を繋ぐ恋人達の
見詰め合う視線の熱を
暗い部屋で1人想う
また今日も白い指先
唇から覗く真紅を
眺めながら白い欲を吐き出す
君のこといつも見てたよ
さあ おいで僕と一緒に
もう手遅れ なんて無防備
アカツキの窓を切り取る
真四角の朝に染まった
君の恐怖のその表情に
底知れぬ欲が広がった
今更気がついても遅い
浅はかな夢が転がった
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