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坂田のパン
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| 作詞 アジノヒラキナオリ |
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学校の近くに3個100円で賞味期限切れのパンを売る店があった
俺の体の4分の1は坂田のパンで構成されている
金がないくせに3日に一度は釣り吉三平の留年野郎がいった
残りの4分の3は？
ソリャ，お母さんの愛ですよ，キミ
一人前の人を育てるっつうことは人を食わすってことだ
一人前の人になるっつうことは自分で食っていくってことだ
そんなことを真面目な顔で言うんなら勉強しろよとか
こんなとこでぼんやり酒を飲むんなら自炊しろよとか
言うやつもいたけれど
こんなとこで一緒に真面目に酒飲んで
そんなことを一緒にぼんやり聞いていた私は
一人前の人を育てるっつうことは人を食わすってことだ
一人前の人になるっつうことは自分で食っていくってことだ
なんて当たり前のことを真剣に考えて
坂田のパンで出来てる内は一人前じゃねーぞ
坂田のパンで生きてる内は一人前じゃねーぞ
なんて的外れなことをつぶやきながら
坂田のパンをあてに酒を飲んだのである．
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