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掌
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作詞 TKC |
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僕らはどうも ないことを嘆いて
絶えず求め続ける生き物のようだ
それは生きる術の1つでも 故に側にあるものに
無頓着になったり 「当たり前」にするから
立ち止まるまで分からなかった
振り返ればいつだってそこにあった
握りしめてた拳(こぶし)をそっと
ほどいて覗いてみれば ほら
掌(てのひら)には確かに光があるから
そっと抱き締めて僕は行こう
僕らはきっと ないものに憧れて
今に満足せずに暮らしてくようだ
自分が出来ないことを ないことのせいにして
何も持ってないような言い方するね
泣き疲れて腫れたその目には
大切なものがきっと見えるよ
この世界を見つめ直して
もう一度探してみれば ほら
側にある喜び 気付くはずだから
独りぼっちじゃないんだよ
もう見逃さないよ 手放しはしないよ
教えてくれたから
僕にはあるよ 確かにあるよ
何もないわけじゃない
握りしめてた拳(こぶし)をそっと
ほどいて覗いてみれば ほら
掌(てのひら)には眩しい光があるから
そっと抱き締めて僕は行くよ
沢山の「ありがとう」を胸に
そして僕は行くよ
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