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こんな下らない世の中を生きていくために。
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作詞 音影 |
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力の限り生きていく?
そんなバカらしいこと、誰が出来るって言うんだ。
力の限りを出し尽くしたら、その瞬間に倒れて死んでしまうじゃないか。
毎日毎日生きることに、疑問を感じたことはありませんか。
どこに向かって歩いているのか、分からなくなってはいませんか。
たまに車道に飛び出して死んでみようと思いませんか。
目的もなく生きることに疑問を感じたら、目標を持ってください。
目標が見つからない、なんてことはありえません。
何でもいいんです。たとえばお風呂に三時間浸かるとか。
体中にマジックで落書きするとか。
それが達成できたら、それが面白かったら。
きっと何かを感じます。どんな形であれ、達成感が得られます。
どこに向かっているか分からなくなったら。
一日一個、答えを出してみてください。
なぜ地球は回るのか?人が死んだら行くのはどこか?
なんでもいいので答えを出してみてください。
それを「悟る」というのかも知れません。特に関係は無いのです。
そのうちに疑問だらけになりますから、それを考えればいいのです。
最後に、突然死のうと思うのは、それが運命だからです。
きっとあなたはせっかちなんです。いつか来る死を早めてしまう。
人間どこまでいっても最後の場所は死なんです。
私たち人間が、生物が、こんなにつらい思いをして生きているのは
すべて、死ぬためなんです。最後のときに笑って死ぬために。
最後のときに走馬灯をみるために、毎日思い出を作っているのです。
いつだって答えは単純です。深く考えれば考えるほどわからなくなる、
なぞなぞのようなものなんです。
どんなに回り道をしても、どんなに早く走っても、ゴールは一緒なんですよ。
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