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蝉しぐれ
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作詞 奏 |
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もしも私が泡になったって
あなたを愛したかったのは本当だから
裏切りだとは言わないで
あの夏の日の出来事を
追いかければよかったのかな
もう二度と会えないのなら
耳にはほのかに蝉しぐれ
頭を駆けるあなたの面影を
悪魔のキスで振り払いたい
もしも私が毒を飲んだって
あなたを愛していたことは本当だから
嘘だったなんて言わないで
私を愛していたことを
追いかけることを止めたのは
また会えると信じたから
耳にはほのかに蝉しぐれ
頭を駆けるあなたの面影は
だんだん遠ざかっていくのに――・・・・
悲劇のヒロイン気取りじゃない
叶わない恋だと分かっても
あきらめたくなかっただけ
ただ、それだけ
耳にはほのかに蝉しぐれ
頭を駆けたあなたの面影は
もうどこにも見当たらないから
また歩き出せそうな気がする
はるか遠い明日へと
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