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戦線異状なし
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作詞 殺意の象徴 |
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命のともし火を得て宿す
魂をここに植えつけてた
さようならと手を振るあなたが
眼下の付近で揺れている
それが涙のせいだけじゃないと
教えてくれたのはミサイルだった
いっぱしの何が国民だ
戦闘機の内側で思いにはせた少年兵
暗闇が吼える追いかけてくる
それが恐怖だと初めて知った
命の尊さ学ばない
お母さんが死んだときに
本能的に気づいてしまった
眼下の付近のため池と
あなたが愛してくれたから
僕はお国のために死にに行くんだ
いっぱいある思い出の中で
ひときわ輝く家族の団欒
幸せに吼えて追いかけた
それが人生だと気づかなかった
人として生まれたがゆえに
ささいなことで悩んでしまう
人として生まれたがゆえに
ささいなことを奪い合う
あなたが愛してくれたから
わずかな幸せを噛み締めることができた
いっぱいある思い出の中で
ひときわ輝くあなたの笑い声
幸せに餓えて逃げていた
それは死に際にやっと気づいた
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