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ability
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| 作詞 霧夜羚 |
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今から全速力で走って
力尽きるのはどれくらいかな
自分の力も知らないで戦うそれは
「勇気」ではなく「無謀」だと気付いて
「今なら飛べると思わない？」
と言った君は
飛び立つタイミングを間違えて
地を這うようになったね
「そんな君に手を伸ばすのは
君の為？それとも・・・誰の罠？」
正体不明の夢をあばいて
自分の手におさめてみてよ
抱えきれたなら讃えてあげるよ
慇懃無礼な奴は残して
自分の手を振り払ってよ
走り出したなら「頑張れ」と叫ぶよ
神様に祈るくらいなら
隣の人を頼ってみて
きっと言ってくれるさ
「一緒に・・・」
楽なんて言葉はいらないよ
だって一生懸命呼吸してる
僕らは生にしがみついて
いつだって飛ぶことは出来るのに
need you, my darling
なんて言えなくて
それしたって僕は僕なりに
自分の羽を掴もうと
走りながら手を開いて結んだ
「探してみてよ 心の中」
探すものなんてないと思ってた
でも僕だけに見えてなかった
どうして？
「それが君自身だからだよ
信じられる？あなたにボクのこと」
完全無欠なんて言わないで
穴だらけすぎて立てないよ
そこから流れる血も赤い
弱肉強食を受け入れるなら
もっともっと強くなってよ
透明になってく世界を色付けて
命を感じられなくなる
ほんの少し前の出来事
翼をもった僕らがいたんだ
「一瞬の命、もし一秒でも生き延びて
意味があるの？」
瞳を閉じる寸前の問いかけに
迷わずに答えられるかな
「君の命に意味がないのなら
君は今ここにいないでしょう？」と・・・
怖くて怖くて涙流すくらいなら
怖がらない勇気を持とうよ
心と足が痛むなら
大切な人想うの
こんな言葉じゃ足りないかもしれないけど
僕が声に出してみせるから
森羅万象の言葉が無ければ
何も変わらずにいられたって？
そんなのはただの勘違いだよ
だって不変永続の言葉が無ければ
何もかもが変わってしまうよ
変化のないものもあるって信じてる
一度手放した翼が
名残惜しそうに僕らに
「またね」と、呟いた気がしたんだ
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