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見えない明日
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作詞 柏朱 |
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未来が輝いてると信じていたあの頃
何を望んでいたかなんて 忘れたんだ
現実の波に流されて 夢を追うこともできなくて
いつからだろう 知ってしまった 諦めること
寂しさで押しつぶされそうな毎日
将来の夢 語り合った過去が眩しくて
逸らした視線 その先には あの日の自分
「諦めるの?」泣きそうな顔で伸ばされた手を振り払った
夢は夢のままでいい そう言い聞かせ続けた
何もかも諦めた自分 未来を信じ続けた人の全てが眩しくて
そっと目をつぶる 何も見ないように 何も聞かないように
「それでいいの?」泣いた声でそう聞かれた 何も言えない
夢は夢のままでいい 本当にそうかな自分に問いかける
何もかも捨てた自分 誰も私を見はしないそんな世界が
誰かが私を呼ぶ声 何も聞かないふりをして 君も捨てる
幼い日々たくさんの夢 先に諦めたのはどっちだった?
この手の先にあった明日は 夜の世界に巻き込まれて
機械 電波 規格化されてしまいそうな日々は
いつだったかな最後に夢を見たのは 自分でさえも
解らない現実 塗りつぶされる空が一つの光を落した
落ちた先は 過去の自分が生きる場所
叫んで伸ばすその先 君と私 ぶつかりそうな今と過去
見つめ合うその先に 未来が見えた気がした
触れる指先 溶けあう未来と過去が 頬を伝う涙 笑う私
今見つけた あの日亡くした夢
手を伸ばす先 見えない明日へ
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