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神様
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作詞 柏朱 |
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何度も 何度も
神様にお願いしました。
でも、叶いませんでした。
貴方の病気が私如きの願いで
治るはずもなかった。
ごめんね。 ごめんね。
何度謝ってもたりません。
もっと、もっと、いい子にしてたら
貴方は今も此処で私達と一緒に
遊べていたかもしれない。
もっと、早く気付けていたら
貴方は死ななかったのかもしれません。
何十億もの人の中から
なぜ、貴方が選ばれなければいけなかったのですか
なぜ、貴方が死ななければならなかったのですか
世界で、毎日沢山の人が死んでいってることはわかっているの。
でも、どうしてと。今でもそう思ってしまう。
あんなに優しかった貴方だから、私の傍から消えていくなんてこと
考えたくもなかった。
今でも私は居もしない神様に問いかけます。
なぜ、彼を殺したのと。
あの日、貴方が死んだ日、皆で沢山泣きました。
声が枯れてしまうほど、叫びました。
生きていなくちゃいけなかったのに
どうして今ここにいないの
傍にいてほしかったのに。
私が伝えたいことを伝えられないまま
貴方は逝ってしまった。
何度もくる明日を
あれほど恨んだ日はきっともう来ない。
大切な人と、明日も過ごせるなんてわからないんだ
知りたくもなかった現実を
私はあの日知った。
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