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失ったもの
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作詞 柏朱 |
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最後に君の笑顔を見たのが遠い遠い昔のようで
それほどまでに離れてしまったのかと足元を見た
見れば君との間に深い深い境界線があって
行こうとすると離れる距離
決して越えられない境界線をただ見ることしかできなかった
いつしか君はもう見えないほど遠くにいた
手を伸ばせば届くのに届かない君
最後に聞いた君の声が頭に残って離れない
届かない僕の声響かない君の名前
いつしか離れていた距離に泣いたあの日
最後に君の歌を聴いたのが遠い遠い昔のようで
それほど離れたのかと焦り僕は歩調を速めてみた
一向に縮まらない君との距離に下を見れば泣きそうな僕の顔
待ってと叫んでも届かない声
気づけば僕の進む道に君はいなかった
そして気づく自分が君を突き放したと言うことに
見れない君の笑顔聞けない君の声
澄んだ君の歌声が僕の心に響いて消えた
前をむけば君の亡骸があって僕は君を抱きしめた
笑ってと言っても届かない声
気づけば僕の世界に君の命はなかった
あったのはただ絶望という孤独と
君との優しい思い出
それがぼくのえらんだみらい?
それがぼくのもとめたけつまつ?
さよならぼくの愛しき人よ
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