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冷たい画面
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作詞 水無月 四葉 |
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温かい言葉 氷水を注がれたような心に
どこにいる誰よりも近く感じるよ 目の前の、画面
目に映るのは文字ばかりの会話 だけど 僕には温かかった
「リアルなんてもう捨てた」 そう言い切れない自分がいて
だけどいつまでもPC依存 いつまでこの生活を続けるのかな
「寂しいよ・・・寂しいよ」 聞こえるよ心の叫び声
寝不足になってもいいよ 僕をひとりにしないで
僕にはここが、必要なんだ・・・。
落ち込んでいる僕に リア充を目指しては挫折する 僕に
優しい言葉をかけてくれる すごくすごく嬉しかったんだ
いつでもここに帰ってきていいんだって思えるんだ だけど
画面にそっと指で触れた 画面はいつも冷たかった
この画面を越えては関われないんだ
どこにいるのかも分からないし どんな顔しているのかも 全て
分からないけど
人の息遣い 鼓動 表情さえも分からないんだ
嘘でもいいさ だから
いつもみたいに話そう 虚像だなんて初めから分かってる
その言葉が 顔文字が 嘘でもいいから
このまま虚の温室にいさせておくれよ 僕は
この空間さえもが貴重な貴重な存在なんだ
神様ごめんなさい、こんな臆病者で・・・
だけど、僕にこの空間をくれてありがとう
たとえ虚の温かさだとしても 僕は それで救われた
僕は、ずっとこのままなのかな・・・。
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