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歌にならない詩 ソウル・ロック
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作詞 黒白花月 |
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ミュージシャンは寒い夜
路上でギターを弾いていた
かじかんだ手でギターを弾いていた
客から差し出された温かいお茶を受け取った
寒い夜サラリーマンは
吹きつける夜風の寒さに凍えながら
ミュージシャンの曲を聞いていた
隣りの客から渡された温かいお茶を
貰う理由がないからと断る
いつからだろう
僕達が生きているのに理由なんてない
だから自由が 僕達には自由がある
自由があるから熱く生きなきゃならないんだ
ロックシンガーは熱帯夜
荒波に向かい叫んでいた
恨めしい目を向けられても
握った拳は消してさげずに汗まみれになった
熱帯夜しわがれた声で
憂鬱なブルースを弾きながら
こんな歌に何の意味があるのかと問い
幸せにできるのかと涙した今は
ブルース・ロックを歌っている
いつからだろう
全力で走ることが間違いになったのは
後ろ指をさされ 痛む胸を乗り越えて
いつか 消えてしまうから熱さをなくしちゃだめなんだ
僕は歌おう
人生のすべてを熱く
それがソウル・ロック
風にさらされ雨にうたれても
僕は歌おう
生命の灯火が消えて
いつか灰になるのが定めだとしても
僕の頭の先から足の先まで貫いている
生きる指針
人生のすべてを熱く
それがソウル・ロック
僕は歌おう
人生のすべてを熱く
それがソウル・ロック
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