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臙脂色
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作詞 進 |
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なんでも中途半端だなぁお前って奴は
中途半端に夢を見て
中途半端に粋がって
中途半端な決意で
中途半端な正義で
また誰かを傷つけた
傷癒すにも中途半端で
中途半端に反省して
中途半端に謝って
誰かの傷は治らない
中途半端な勇気なら
もういっそのこと殺してしまえ
そうしたらほら
完全な臆病のお陰でお前は逃げられる
楽になる方法はすぐそこだ
さぁ手にとって 全てを忘れて逃げてしまえ
本能って奴も中途半端なのかお前は
俺の忠告にも中途半端に怖がって
中途半端に納得して
中途半端な肯定で
中途半端な抵抗で
結局何も変わりやしない
向き合うにも中途半端で
中途半端に賛同して
中途半端に笑って
全て隠せると思い込んだ
中途半端な自負ならば
いっそのこと地へ落としてしまえ
そうしたらほら
完全な自虐のお陰でお前は理解できる
初めから何もなかったことに
もう無理なんだろ? 全て忘れて死んでしまえ
中途半端に考えて
中途半端に涙流して
中途半端に隠すために
また中途半端に笑うんだ
その中途半端な笑顔で
お前はお前を傷つけた
なぁ苦しいか?
それも中途半端か?
お前は一体何なんだ
中途半端な感情なら
死ぬ気で剥き出してみろよ
そうしたらほら
完全な感情が露わになってくるはずだろう
楽になる方法は いくらでもある
さぁ手をのばして 一度くらい叫んでみろよ
その内に隠した哀情を
隠しきれない情熱を
中途半端を嫌ったあの日の想いは
既に忘れてしまったのか?
中途半端な勇気なら
中途半端な自負ならば
もういっそのこと殺してしまえ
お前は一体何なんだ
中途半端な答えなら
もういっそのこと死んでしまえ
お前を決めるのは
その中途半端な決意だ
中途半端に始めるなら
もういっそのこと終わらせてしまえ
そこには完全な終わりしかないぞ
お前を決めるのは
その中途半端な決意か?
中途半端な時はない
結末はすぐそこに
お前の終わりはすぐそこに?
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