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狂咲桜乙女〜くるいざきしたさくらのおとめ〜
作詞 藍 憐霞
雪 雪 舞い散れ
降り積もれ
私の心の様に

ねえ神様
失いたくないと 喪いたくないと
思うのは 罪なのですか?

私の黒髪を白雪が飾っていく
まるで雪の精のように
意思あるもののように

すべてが雪化粧をまとう時
私も死化粧をまとう
血濡れた手を拭うことは
赦されないけれど

ねえ見て
狂い咲きの桜が咲いている

私の心は何時でも冬のまま
季節は過ぎ行く

ねえ?
狂い咲きの桜
咲いている間だけ 生きられるの
私は春には咲かないよ

―――人は狂い咲いた桜の上に
   枝に黒髪を絡ませた
   美しい乙女を見たと言います
   歳の頃は十七、八 狂い咲きが
   散ると姿を消すと言います
   来年もまた来年も そうして続いてゆくのです―――

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 狂咲桜乙女〜くるいざきしたさくらのおとめ〜
公開日 2009/07/10
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ
コメント えと、前回は秋でしたので今回は冬です。
狂い咲きとは、季節はずれに花が咲くこと、です。
自分的には一番好きな言葉ですね。
藍 憐霞さんの情報













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