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白銀
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作詞 梅桜 |
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僅かに明るさの増した空
穏やかな闇を無遠慮な光が刺し貫く
それはまさに「裁きの光」
ぬるま湯のような暖かさから抜け出した
穢れ多き身に静謐なる寒さが鋭さを増す
鮮やかな光の刃は
何を壊すのか
青白い山並みからは暁が昇る
追われるように退く群青
地に現れるはただの1色
ああ 何て美しいのだろう
一片の穢れもないその清らかさ
思わず空に身を躍らせた
眼前に広がるのは薄藍
白雲が薄く広がった
まるで地上を映すかのように
こんな穢れた体なぞ
この白銀に
解けて消えてしまえばいいのに
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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