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key?
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| 作詞 梅桜 |
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本棚で見つけた古い地図
それは非日常への鍵
虫干しの手伝い
埃まみれになって
顔しかめてたら
頭に本の雪崩
掘り起こされて起き上がり
機嫌は絶不調
その目に飛び込んだ
古ぼけた紙っぺら
染みのような書き方
落書きにしか見えないけど
なぜか突然分かったんだ
「これ、要らないなら頂戴」
気がついたらそう言った
きっと分かったんだ僕には
これは大切な鍵だってこと
家に持って帰って
すぐランプにかざしてみた
古い言葉だった
僕らの住むとこが書いてあった
辞書と見比べて読んでって
機嫌は最高潮
ようやく解読できた
日焼けした紙っぺら
汚れのような書き方
難しい字ばっかりだけど
なぜかずっと楽しかったんだ
「ねえ、やっと全部読めたよ」
息切らして飛び込んだ
すごく楽しかったんだ僕には
鍵を確かなものにするんだ
これはただの好奇心？
いいや、違うんだよ
これはただの冒険？
いいや、違うんだよ
真っ茶色の紙っぺら
僕のためだけの鍵
機嫌が悪かったけど
なぜかすでに直っているんだ
「さあ、ここを進んでくんだよ」
振り返って笑いかけた
もっと楽しく生きるんだずっと
非日常は目の前にある
鍵は僕のためだけにある
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