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風夏
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作詞 毳 |
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ほかほか気分の朝に目覚めて
ふかふか布団をけっとばしてた
はだけたおなかが少し冷えたら
タオルケットをかけておやすみ
昨日の夜に読んでた本は
表紙の角が少し折れてた
机の隅の花萎れてた
甘いお水をかけておはよう
空からはぽかぽか陽気
それからはパジャマのままで
そう だから気の向くままに
君と踊るんだ
夏風追いかけて
そろそろもういいかい?
走り始めた 波間の
君を見つけるよ
泣かないで いいかけて
ハンカチどう?つかうかい?
ふいに顔をあげ 涙眼の
君のこと抱きしめるよ
ふらふら気分の月夜に酔って
ぶらぶら君の家までよって
部屋の光が消えているなら
ぴかぴか外灯 今日はおやすみ
まっくらお空の雲を枕に
まったり星のキャンディー舐めたら
薄眼の先の夢の続きで
うっすらお日様 今日もおはよう
もう一度 寝返りうって
眠たげな あくびこらえて
笑ってる 朝につられて
君と唄うんだ
夏風追いかけて
そろそろもういいかい?
焦り始めた この手で
君を見つけるよ
どうしたの?問いかけて
この手を今差し出して
ふいに顔をあげ 泣き顔の
君の手を離さないよ
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