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昔話
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作詞 蓮見瞬 |
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夜空に輝く星を1つ 取って来たら
僕のことを愛すると 君は約束した
西から昇る太陽を 見つけ出したら
僕とともに生きると 君は約束した
それはまだ 小さな 小さな世界しか
知らなかった頃の話
強く望めば 叶わないことなんてないと
信じて 疑わなかった頃の話
人がみんな 雪が降ることを
どこかで望んでいる 日に
贈り物を くれるというのなら
僕の願いを 叶えて欲しい
愛 なんて いつかは色褪せてしまうもの
壊れやすく 手に掴むことなんてできないもの
どこかで それを 望んでしまうのは
意のままに操れない 屈辱からだろう
強く望んだところで 叶わないものもあって
僕にはそれが 愛だった ただそれだけ
小さな 小さな世界
愛されていると 愛してくれる人がいると
信じていた頃の話
渇望し続ける 止められない
この心を 埋めてくれるだけの
大きく深い 愛
所詮僕には 不釣合いなものだった ただそれだけ
強く望めば 叶わないことなんてないと
信じて 疑わなかった頃の話
小さな 小さな世界しか
知らなかった頃の話
僕は 君が約束した痴れ事に
踊らされ続けた
望みを叶える そのために
疑うことを 知らなかった 僕だった
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