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僕を形作るもの
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| 作詞 蓮見瞬 |
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僕を形作っていたものは
僕自身ではなかった
僕自身だと思っていた
だけど 誰かの心に 言葉に
染められているのだと気づいた
僕は何を思っているのだろう
僕は何を考えているのだろう
今 思ったことは 僕の気持ち？
それとも ほかの誰か？
どんな本を読んでも
どんな曲を聴いても
必ず 人の評価を気にしてしまう
みんなが右を向けば 左を向きたくなるって思っているよ 今も
でも いつのまにか僕も右を向いているんだ
僕を形作っているのは
僕自身ではなかった
僕自身だと思っていた
だけど 誰かの心に 言葉に
流されているんじゃないかと思う
僕は何を思っていたのだろう
僕は何を考えていたのだろう
今 思っていることは 僕の気持ち？
それとも ほかの誰か？
ただ公式に当てはめれば
答えが導き出せる
そんな 問題を解くのが得意だった
自分で熟考して 答えのない世界に自分なりの答えを出す
でも いつのまにか誰かの答えをなぞっているんだ
今ここにいる僕は 僕自身は
僕が作り出したものだろうか
僕が今考えていることは
僕が今思っていることは
ほかの誰でもない 僕自身が考えた 思ったことなのだろうか
流されて 引きずられて
捕われて 侵される
僕の心を 僕だけが
僕自身を 僕だけが
形作るために
形作れるように…
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