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後顧の憂い
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作詞 ZYM |
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胸を締めつける切なさは
かきむしる程 つのるだけみたい
君とつないだ 手も 心も
星の川に とろけていった
「愛してる」って叫んでも
二度と 君には 届かないね
そうやって ずっと ひきずってちゃ
僕は歪んだまま
今は昔 天女がまとってた
羽衣は 心を消したと言う
悲しみ 苦しみがなければ
どんなに 気持ちは楽だろう
なんてね ふっと 見上げた月の都に
誰か 僕を さらってくれ
とんがったまま 寄り添った
あの頃は こんな月の様な
丸さも知らずに
時だけが過ぎた
あるはずなどないと知りながらも
白く もと光る 竹を求めた
君の 幻を 消し去れる
羽衣を 手に入れる為に
どんな 深い森でも
無意識に 足を 踏み入れる
世の中の 全てが
僕には 見えない
「愛してる」って叫んでも
二度と 君には 届かない
露草の滴が
落ちて 頬をつたう
落ちて 頬をつたう
僕は歪んだまま
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