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ユキヤナギ
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作詞 びるご |
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二人で歩いた木陰の小道
君はそっと僕に囁いた
それは春に降る白い結晶(つぶ)
過去を忘れさせないかのように
まるで冬の日の雪のごとく
僕は終わりに気づかなかった
君に気づかせてもらえなかった
言葉は心を打ち砕き
知りたかった未来をごまかした
あの日歩いた木陰の小道
今はまるで夢の忘れ物
コレは冬に降る白い結晶(つぶ)
街を沈黙させるかのように
まるで春の日の花のごとく
君は終わりを教えなかった
僕は教えてもらいたかった
約束は思いを鈍らせて
聞きたかった世界を掻き消した
僕は続きを詠いたかった
君は詠わせてもらえなかった
理想は人の毒になり
持ちたかった希望を滅ぼした
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