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鉄塔
作詞 void
大樹と見紛う それは鉄塔
雲を貫いて 身じろぎもせず
時代を違えた 青空の下
そこにある意味を 知る者はない

空を目指して 高く高く絡む 葡萄の蔓が
枝の先から ポツリポツリ落ちる 朽ちゆく果実
支配するのは たやすい道理
説いて語るに 幼稚な摂理

血で濡れた大地には 命が宿らず
潰された紫に 魂宿らず
奇蹟さえ溢れてた かつてのそこには
悲しみも滲まない 今あるここには


訳なく頬を 打たれるような
訳ない怒り どこにあるもの?
怯える先を 紛らすように
安らぐ心を どこに探した?

何を崇める それはいつから?
何に抗う それはいつから?
何を信じる それはいつから?
何に従う それはいつから?


砦と見紛う それは鉄塔
守るべきものは はたして何か
疑問の数だけ 積み重ねども
ついにその答え 知る者はない

空を目指して 高く高く伸びた 鋼の柱
とうに主なき 今日も明日も 大地見下ろし 独り
支配するのは たやすい道理
説いて語るに 幼稚な摂理

跡形も消え果てて 崩れる響きを
受け止める者がまだ どこかにいるのか
奇蹟さえ導くと かつて記された
喜びも灯らない 遥かな未来に

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 鉄塔
公開日 2013/02/09
ジャンル その他
カテゴリ その他
コメント 表記が全然統一されてないものを投稿してしまった;; すみませんこっちで。
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