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Kaleidoscope
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作詞 void |
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何が見えるの そこから
僕の破片(かけら)が描く世界は
笑ってるね 楽しい?
醜いものが転がるさまは
ぬるく甘い指先
此処へあの時導き出した
慈愛めいた目元は
全てのことを知るかのように
果てない空が広がり見えた
遠く何処へも行けるかのような
だけどそれは虚構の世界
誰かの顔が歪んで見える
時の流れ知れない
三角柱の暗い牢獄
歌う声の叫びの
反響だけが僕を砕いた
光る壁を叩きつづけた
其処から逃げ出すために
硝子の床は血糊の跡を
嘘の世界に撒き散らした
天をよぎった
飛行機(ジェット)の影
凍る尾翼が
憐れみ嘲笑(わら)った
分かってるね貴方も
真の世界はカラクリの先
怯えてる? その目を
此処から外へ動かすことを
目を開けたまま叩き壊せば
砕ける光が真実を照らす
硝子の破片と僕の破片が
貴方の身体を貫くだろう
鋭利な痛みは真なる証
足許を飾る緋の花さえ
そしてゆっくり足を踏みだせ
誰かが回す世界の中を
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