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シーズン
作詞 void
地下鉄の中吊りが
薄着に変わってるのを
手摺越しぼんやりと
見つめて気がついたんだ

君は笑うだろうね 春のないこの街を
木綿の白いスカート 待ち遠しげに眺めて 
どんな季節の花も エキナカにあるような
僕はこの街で 春を迎えます


プラットホーム押し出され
階段駆け登ってく
乗り換えの地下道は
蒸すから息が白くて

君は笑うだろうね 夏のないこの街を
麦わら帽の木漏れ日 ソバカスみたく頬染め
汗を拭って仰ぐ スモッグで霞む空
僕はこの街で 夏を迎えます


携帯の着信で
慌ててオフィスに急ぐ
5時を指す鐘の音が
早まる日暮れ教える

君は笑うだろうね 秋風に佇んで
桔梗の色の浴衣も 着納めですねそろそろ
不意に冷えた空気が シャツの袖揺らしてく
僕はこの街で 秋を迎えます


気の早いライトアップ
長めの夜を飾って
街路樹のプラタナス
乾いた音で舞い散る

君は泣いてませんか 寒い部屋一人きり
窓の硝子に咲く花 雪降る景色滲ませ
今年終わり頃には 少しだけ戻れるよ
だからあの駅で 僕を迎えてよ

君がいるからさ 季節感じてく

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル シーズン
公開日 2010/05/31
ジャンル ポップス
カテゴリ その他
コメント 2008/2
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