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Utrillo
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作詞 void |
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窓辺から見下ろしてた 曇り空の午後を
湿り気帯びた海風 雨の気配告げる
バゲット抱えた老婆と ジャグリングの軌跡
キッチンのケトルが響き ふと 我に返った
絵の具に汚れ よれたシャツを
からかいもせず 身を寄せてきた
あの頃ぼくは すべての景色
描き取ろうと 筆に託して
※ユトリロの街並 砂まじりにくすんだ
散る季節眺めて 君の影を探した
人の流れが途切れた 石畳の縁へ
細い雨が差し込んで 鈍色(にびいろ)を濃くする
行き詰まるまま 進めないまま
その優しさに 依存していた
あの時ぼくは 君への想い
エゴとも知らず ぶつけ続けた
△ユトリロの街並 紫掛かる空が
彩度を下げていき 長い夜浸し出す
何故だろう あのカンバスには今でも
君の影 描けないまま暮らしてる
※△repeat
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