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鉄の肺
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作詞 void |
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望んでもいない
糸を繋げる
コンプレッサの
無機質な音
バランス失い
乱れる振り子
痙攣に似た
秩序なき夢
クレゾール 低く漂い
理性ごと消去していく
感情は狂気に変わり
投げ出した手足を伝う
※この
サナトリウムに 人影はなく
僕は何かを 待つこともなく
ただ
冷たく伸びる 鉄の床板
仰向けに見る ひび割れた空
微かに響く
吐き気の波が
汐の満ち干を
告げていくよう
ぬるま湯に浸かる躯は
感覚を麻痺させていく
諦念は時間を止めず
砕かれた心を包む
△今
機械仕掛けの 浅い呼吸で
僕には何が 残されてるの
ねえ
窓辺に垂れる 蜘蛛の巣の糸
地の底深く 何を誘うの
鉄のニオイを吸い込んでみた
命の音がそこに聞こえた
(※△repeat)
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