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風邪薬
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作詞 void |
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風邪の薬さ 喩えるならね
思わせぶりな 宵のぬかるみ
すがるでもなく 伸べるでもなく
薄茶の壜は じっと冷たく
ねえ ふたりこうして
ねえ 無言(しじま)の中で
あの時 何て言って欲しかったの
そればっかり考えてる
あの時 そばにいたら変わってたの
浅い夢に苛まれる
風邪の薬さ 喩えるならね
熱の下がった 朝のまどろみ
当てのはずれた ゆるい悔しさ
薄茶の壜は 苦い後味
ねえ 僕は今でも
ねえ 君が必要?
心は 何でうまく転がらない
言いあぐねた思い抱え
心は 何て気まま僕を責める
ほどけた指思い出して
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