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似非スクラロース
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作詞 (no name) |
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よく似た話とよく似た文字面が
電波のように 街を飛び交ってる
割りきる痛みと裏切る切なさ
心のスプラッタ 何度見てきただろう?
侮辱や陰口を 言い放つほどに
心に降る黒い雨 甘さが満ちていく
もぎ取った花とサビ付いた指輪
あげられるのは それくらいしかない
愛し続けてた赤いリンゴの実は
過去を忘れて 腐り果てていたのだろう
時間に騙され 人は忘れたのか
甘い瞬間が続くことなど あり得ないと
それでも人は何故に求める
脆く汚れた 似非スクラロースを
味気なく続く日々に溺れて
ただ自分を見る暇もないのか
歯がゆく痛む傷を真新しい包帯で隠して
自分とは違う何かを 嘲いたくて そのバットを持った
世界はいつも与えてくれる
平等な辛さと苦さと そして甘さを
人がただ我儘になっていて
それが足りないと想っているだけ
もしも涙が甘いモノなら
人はもっと人を愛せるだろうか
悪意を作ることなど忘れ
人はもっと笑い合ったのだろうか
変わり始めたモノを追い続けていけばいい
自分とは何かを 知ったなら 少しでも分かり合えるはず
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