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落し物箱の月
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作詞 (no name) |
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疲れていただけだよ
別に気にしなくて良い
ベットで寝転がり画鋲が刺さった天井を見た
少しはしゃいだだけだよ
特に心配なんて無いんだ
ケータイのかすかな光が僕の顔を映している
落し物箱に月が転がってる
太陽がない暗闇で
何にも輝くすべがなく震えているだけだった
たった一つぽっちの
願いをあげるとしたら
多分その願いを忘れることなんだ そうだろう?
誰も知らない街に
一つの風が吹いていて
過ぎ去るものは
もう二度と戻らないから
忘れないといけない
捨てないといけない
強くならないといけない
でも分からない
きっと駄目なんだろう
このまま寝入っても
朝は僕らを認めないくらい
白いカクテルを浴びせる
忘れないといけない
捨てないといけない
強くならないといけない
でもどうしよう
この目できっといつか見るだろう
世界の影とかすかな光を
そして決して触れられない虹の欠片を
だから怖くて だから怯えて
存在なんて見えなくて良い
例え暗い荒野の世界で素足を切っても
落し物箱で眠る僕たちは
黒い月を枕にして眠る
キミと一緒に笑う夢で泣いちゃった
心変われば 記憶が無くなれば
本当に忘れてしまうの
相変わらず暗い 出来損ないのお月さま
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