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才能なしのバラッド
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作詞 (no name) |
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アンプからこぼれるchat voice
無機質な窓を開けた世界はいつもどこかで音が鳴っていて
自己陶酔気味のchat voice
気づかぬふりの背中はどのコンクリに消えるのか
円盤から流れるたくさんの人の話が
全て嫌いになっていたよ
願いをかなえたり面白く笑ったり
することもなんだか最近は少し苦手みたい
この世界の大抵は「君のことが好き」で
あとはそこらへんのスーパーの安い惣菜で
僕らは結局二つくらいしか持てやしないんだろう
本当に大切なモノは
孤独を嫌がるchat man
寒さに震えた肩を抱いてくれる毛布じゃ駄目なのかい?
話聞いてくれchat man
君がいるおかげで初めて恋が良いコトって知ったんだ
果汁ゼロのジュースの無くなり方だけが早い
きっと甘くて切ないんだ
十割絞り出すよりも何か嘘をばらまいた方が
人に好かれることだってある
下手な芝居見せた猫を自分とシンクロさせて
無駄に水分使うのに涙なんて流して
酸素が混じった排気を吸って今日も生きるのさ
まだ俺は途中なんだと
よれよれになった電話帳を閉じてあくびをした朝
日常のhoweverを探す自称スロースターター
生まれつきのあるなしクイズには答えがあるのに
見たこともない世界を僕は大好きになり
取り繕ってお世辞言って 嫌いな色に染まっていて
元の色は忘れちゃった
けど たとえこの世界に奇跡も幸せもなくて
僕を突き放して見殺しにしたとしても
出来損ないはそんな世界も大切な君も愛しているから
バイバイ またどこかで 会えるといいな
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