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ROUTE 777
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作詞 (no name) |
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ビルの屋上から飛び降りた後
目を開けると そこには
だだっ広い青空と突き進む灰色の道があった
疲れただろ?休んでいけよ?と
僕の肩を叩いたのは
いつか河原で蹴飛ばしたぼろぼろのホームレス
掴まった愛情もとぎれとぎれの糸くずみたいで
あれだけ集まったドブネズミも大声ひとつで散らばった
僕らは弾かれないと
そうして 確かめないと
強いものしか生きてけないと
誰かが振り返るまでもなく
誰かが反発するまでもなく
天国の道を少し歩いてみると
腕が傷だらけの少女がいた
喫茶店もファミレスもないから道の上に座る
どうして死んだの?なんて
彼女はそうきいたけど
知らないのはお互い様だろうって呟いた
空を見ようと可愛らしい顔をあげた姿に
この場所に送られる理由が誰かのわがままだと知った
僕らは弾かれないと
そうして 確かめないと
正義がなくちゃならないんだと
誰かが振り返るまでもなく
誰かが反発するまでもなく
気に障るような比較のブツがなけりゃね
認めてくれないんだろう 僕らはそういう生き物さ
速度制限のサインもなく
ただひたすら続く道で
永久の平穏を約束されても
彼女は苦笑いしながら
この世界には馴染めないなって
僕らは弾かれないと
そうして 確かめないと
強いものしか生きてけないと
誰かが振り返るまでもなく
誰かが反発するまでもなく
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