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約束
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作詞 エリィ |
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「花束を君に。」そう云ってあなたは 出てったきり還らないまま
いくつもの歳月だけが過ぎてゆき あなたよりを追い越しました。
ある朝ふと目覚めたときにそっと あなたが帰ってきた気がして
部屋中を探しては思い出し 現実に静かに還るのです。
今はまだ泣かないよ 時が違うから
だけどきっと今日あなたに会いにいったなら
泣いてしまうのでしょう・・・。
もうすぐ帰ると云ったあなたは 最後に嘘をついたのです。
夢から目覚めることを知ったのは あなたが去った次の日でした。
今もまだ思い出す あなたとの最後
眠ったままで動かなくて冷たくてなのに
今にも笑ってくれそうで・・・。
さようならもありがとうも云えずに あなたは去って
私は一人取り残されて 闇を漂ってる。
声が届くはずもなくて泣きそうで だけど強がって
前だけを見つめるの・・・あなたが望んだように。
今もまだ覚えてる あなたと最後に
交わした約束もそのぬくもりも全部を
今にも戻ってきそうな気がして・・・。
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