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心象風景
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作詞 レイとん |
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暗い夜が終わったら、ちょっとだけ一人になってみよう、それで、何かが変わるから。
灯りをともしたままの部屋で、昔一度読んだきりの本を開こう。
君は君自身のものだって、気付くはずだ。
世界は君が、君なりのやり方を見つけるのを待ってる。
答えはそれはすぐには見つからない、誰だって苦しんでる。
でも、君はいろんなものを見た、そして知っているはずだ。
考えるんだ、空になった頭で、自由に。
果てしなく青い空の下に広がっている草原で、金の草は風にきらめく。
金の花粉が風に舞って、甘い香りが、鼻の奥をくすぐる。
抱きしめるような風が、君のまとった白い衣を揺らしている。
どんなことがあっても、風はやまない。ときに激しく、優しく、何度も生まれ変わって。
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