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grave
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作詞 真水 |
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光放つブラウン管の向こう
新しい歌が聴ける
踊り狂うのは誰なんだろう
怖いくらい綺麗な造形美
歌い手はマイクを握り
彼氏が出来たって笑っている
違和感だけ勝手に浮かぶ
誰も気付いていないのだろう
叫ばせて欲しいだけの 死体達が今日も笑う
叫ばせて欲しいだけの 良く出来たコピーの列
そいつをまた聴いたのは
職場にかかるラジオで
同じ話が好きなんだろう
同僚は薦めてきたが
あくる日は苛つきながら
摘まんだセブンスターの先に
芸術は何処にいった?
チャック・ベリーは墓の下
何かと飾りたいだけの あいつらは今朝も笑う
体を守りたいだけの 君達はそれで泣く
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