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猫の後ろ姿
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| 作詞 野那 |
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猫は今日も 大好きなものに
自分から進んで 歩いていった
気まぐれすぎて 見てておかしな時もあるけど
まっすぐな姿は 本当に誇らしい
好きなものには真剣で だけど何を考えているかは分からない
怒っている姿や 泣いている姿
悲しんでいる姿は 誰にも見せない
自分を隠すのが上手い
猫はいつも 笑顔でいる
猫の周りや環境が とても羨ましくて
いつも 憧れを抱いている
猫の全てを知らないから そう思えるんだと思うけど
見るたびに 羨ましさは増していった
「貴方の目には 世界はどう映るの？」
そう聞きたくても 猫とは会えないから
答えを聞く日は きっとない
だから 自分の理想と重ね合わせそうになる
実際違うと思っても 美化されてしまう
それくらい 猫が羨ましいんだ
まっすぐな姿 真剣な瞳
常に上を目指す向上心
見てれば 見てるほど
真剣だというのが分かって
そこに惹かれて 私は後ろをついていく
その距離はとても遠いけど
後ろ姿が見えるから 時々後ろを向いてくれるから
迷うことなく 猫についていける
ついてきてなんて 頼まれてないけど
ずっとついていく
迷ったら 足跡を探す
見失いそうになったら 声に頼り
夜で見えなくなったら 灯りのある場所にいく
きまぐれだから どこに行くか分からないけど
下を探さない だって猫は
常に 上だけを見ているから
それはこれからも ずっと変わらない
猫は今日も 大好きなものに
自分から進んで 歩いていった
私は今日も 大好きで憧れな
猫の後ろを 歩いていく
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